Difyとは

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Difyの概要

Dify(ディフィ)は、LLM(Large Language Model:大規模言語モデル)を使ったアプリケーションを開発・運用するためのオープンソースのLLMオーケストレーション(開発)プラットフォームです。従来は高度なプログラミングが必要だったAIアプリ開発を、Difyではノーコード/ローコードで構築できるようにします。

Difyの特徴

1. 視覚的なワークフロー設計

ドラッグ&ドロップでAIアプリケーションのロジック、デジタルヒューマンにおける会話を構築できます。プログラミング不要で、複雑な対話フローも直感的に設計可能です。

2. 最新マルチモデルへの即時対応

主要なAIモデルプロバイダーを網羅しており、用途に合わせて切り替えが可能です。

プロバイダー
推奨モデル (2026年2月時点)
特徴
OpenAI
GPT-5.2, GPT-4.5
圧倒的な指示追従性。安定した対話が可能。
Anthropic
Claude Opus 4.6, Sonnet 4.5
(New) 最新のOpus 4.6は、より人間らしい自然な表現力に優れる。
Google
Gemini 3, Gemini 3 Flash
長文脈(ロングコンテキスト)と応答速度の速さが特徴。
その他
AWS Bedrock, ローカルLLM
セキュリティ要件に応じた選択が可能。

3. RAG(検索拡張生成)機能

自社のドキュメントやFAQを登録して、AIがその情報を参照しながら回答できます。これにより:

  • ハルシネーション(誤情報の生成)を削減
  • 最新情報や社内固有情報への対応
  • 根拠に基づいた正確な回答

4. 豊富なアプリケーションタイプ

目的に応じて5種類のアプリケーションを作成できます:

タイプ
説明
用途例
デジタルヒューマン適性
備考
ワークフロー
分岐・条件・外部連携を含む複数ステップ処理を「単発実行」する処理フロー。対話UIではなく業務処理向け。
データ変換、バッチ処理、分析→レポート、音声/動画生成の前後処理
×
対話の頭脳には不向きだが、前処理・後処理・定期処理で有効
チャットフロー
会話を前提に、状態管理・分岐・ガイド・ツール実行まで含めて対話を設計できる。
多段階ヒアリング、本人確認→要件整理→提案、対話フォーム代替
◎(最適)
デジタルヒューマンの基本構成に最も使われやすい
チャットボット
Q&A中心のシンプルな対話。導入が速く、複雑な状態遷移は想定しない。
FAQ、一次受け、社内ヘルプデスク、簡易案内
小規模・定型のデジタルヒューマンに向く
エージェント
目的達成のために、モデルが判断してツールを選び実行しながらタスクを進める。
調査→比較→提案、予約/在庫/CRM/チケット起票、業務代行
ツール実行が増えると遅くなりやすい。会話役(チャットフロー)+実行役(エージェント)の分離が定番
テキスト生成
テンプレ・変数から単発で文章を生成する。会話の継続や状態管理はしない。
台本/セリフ作成、要約、翻訳、定型文量産
×
対話の頭脳ではなく、コンテンツ生成・整備で有効

Difyの利用形態

クラウド版とセルフホスト版のいずれもデジタルヒューマンプラットフォームに対応しており、API接続で利用できます。

Dify Cloud(クラウド版)

  • インフラ管理不要ですぐに始められる(運用は本家が担当)
  • 無料プラン(Sandbox)から有料プランまで選択可能
  • 他のユーザーの使用状況に影響を受け、応答が遅くなることがある

Self-hosted(セルフホスト版)

  • 自社サーバーやクラウド環境に構築
  • データを完全に自社管理したい場合に最適
  • ホストの料金のみで利用可能
  • 運用は自社で行う必要あり(デジタルヒューマン株式会社のクラウドで運用するパターンでも提供しています。)

公式リソース

リソース
URL
公式ドキュメント(英語)
公式ドキュメント(日本語)
マーケットプレイス
料金プラン

Difyをおすすめする理由

  1. 開発速度:数時間〜数日でAIアプリやデジタルヒューマンの会話を構築できます
  1. 柔軟性:多様なモデルやツールと連携が可能です
  1. オープンソース:自社環境でのカスタマイズや運用に対応しています
  1. コミュニティ:活発な開発コミュニティが継続的に改善を進めています
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最終更新日 February 20, 2026