条件分岐ノードの設定

IF/ELSEノードによる条件分岐の設定方法を解説します。

IF/ELSEノードとは

IF/ELSEノードは、条件に基づいてフローを分岐するノードです。質問分類器との違いは、AIによる判断ではなく明確なルールで分岐する点です。

使用シーン

シーン
説明
変数の値による分岐
ナレッジ検索結果の有無
ユーザー属性による分岐
会員/非会員で処理を変える
検索結果のチェック
情報が見つかったかどうか

設定手順

ステップ1: ノードの追加

  1. ノードパネルから「IF/ELSE」をドラッグ
  1. 分岐したい位置に配置

ステップ2: 条件の設定

  1. ノードをクリック
  1. 条件を設定

条件の種類

条件
説明
等しい
値が完全一致
等しくない
値が一致しない
含む
文字列に含まれる
値が空
空でない
値が存在する
より大きい
数値の比較
より小さい
数値の比較

設定例

ナレッジ検索結果のチェック

条件: knowledge_retrieval.result が 空でない
  → IF: ナレッジ情報を使ってLLMで回答
  → ELSE: 「情報が見つかりませんでした」と回答

フロー構成例

[開始] → [ナレッジ検索] → [IF/ELSE] ─┬─ IF(結果あり) → [LLM] → [回答]
                                    └─ ELSE → [回答(情報なし)]

複数条件の組み合わせ

AND条件

すべての条件を満たす場合に真:

条件1 AND 条件2 AND 条件3

OR条件

いずれかの条件を満たす場合に真:

条件1 OR 条件2 OR 条件3

ベストプラクティス

  1. シンプルな条件: 複雑な分岐は質問分類器を使用
  1. エラーハンドリング: ELSEで予期しないケースを処理
  1. テスト: 各分岐先の動作を確認
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最終更新日 December 23, 2025