ネットワーキング、WebRTC + TURN
ユーザーとデジタルヒューマンとの間で会話を行うためには、デジタルヒューマンのレンダラー(レンダリングアプリケーション)からユーザーのブラウザへメディアストリームを確立する必要があります。これは一般的にWebRTC APIとして知られているものを使用します。

WebRTCのためのハイレベルネットワーク通信経路
ダイレクト / 直接接続 (P2P)
レンダラーとブラウザ間の直接接続をネゴシエートできるようにするためには、各当事者が相手に自分のIPアドレスを送信する必要があります。ブラウザはレンダラーアプリケーションから送信されたIPアドレスにアクセスできる必要があり、その逆も同様です。直接接続できる条件がそろった場合は、この方式で接続します。
インダイレクト / 間接接続
クラウドでホストされているレンダラーとエンドユーザー間の通信では、レンダラーとエンドユーザーのブラウザ間でメディアストリームを中継するためにTURNサーバーを使用する必要があります。TURNプロトコルでは、TURNサーバーがレンダラーとブラウザの両方に接続します。
レンダラーはストリーミングデータをすべてTURNサーバーに送信し、TURNサーバーはそのデータをブラウザに転送します。この場合、レンダラーとブラウザ間に直接の接続はありません。
これはWebRTCでは非常に一般的であり、モバイルデバイスを無線キャリアネットワーク経由でサポートする必要がある場合や、セキュリティ保護されたエンタープライズネットワーク上のクライアントをサポートする場合には、TURNサーバーを使用する以外に選択肢がないことがあります。モバイルおよびエンタープライズネットワークでは、クライアントがWebRTCプロトコルを使用して正常に接続することが妨げられる場合があります。
必要なネットワーク設定
お客様のリージョンに応じて、ユーザーが以下にアクセスできるようにする必要があります:
リージョン | ステータス | URL | ポート |
すべて | 現行 | *.uneeq.io | 443 (TCP) |
グローバル / 米国 | 非推奨、まだ稼働中 | 3478および5349(UDPとTCP両方)
49152 - 65535(UDPとTCP) | |
グローバル / 米国 | 将来、現在稼働中 | *.turn.uneeq.io | 3478および5349(UDPとTCP両方)
22000 - 23000 UDP |
EU | 非推奨、まだ稼働中 | 3478および5349(UDPとTCP両方)
22000 - 23000 UDP | |
EU | 将来、現在稼働中 | *.turn.uneeq.io | 3478および5349(UDPとTCP両方)
22000 - 23000 UDP |
ご質問がある場合は、カスタマーサービスにお問い合わせください。
最終更新日 March 10, 2025