フリートライアル利用規約

第1章 総則

第1条(本規約の目的)

本規約は、デジタルヒューマン株式会社(以下「当社」という。)が提供するデジタルヒューマンのサービスならびに関連するデジタルヒューマン プラットフォームを評価する目的のフリートライアル(以下「フリートライアル」という。)について定めるものとします。

第2条(用語の定義)

本規約においては、次の用語はそれぞれ次の意味で使用します。

  1. 申込者:当社にフリートライアルの提供を申し込む法人ないし機関等に所属し、フリートライアルの提供を受ける者
  1. 管理者: 申込者がその責任と裁量において指名するフリートライアルで使用する各サービスの管理画面にて管理・設定権限を有する者
  1. 評価者:フリートライアルを通じて申込者から製品やサービスの提供を受けると仮定して第三者として振る舞い、評価する者
  1. パートナー:デジタルヒューマンの提供や販売に協力する当社指定の法人ないし個人
  1. ログインID:管理者がフリートライアルで使用する各サービスのログインに用いるEメールアドレスまたはEメールアドレス形式や一意な文字列
  1. プラットフォーム:フリートライアルのために当社が申込者へ提供するソフトウェアプログラム、ドキュメント(開発者向けドキュメントを含みます。)、API、SDKの総称
  1. デジタルヒューマン:フリートライアル内で稼働する人間を模したキャラクター

第2章 契約、規約関係

第3条(本規約の適用)

当社は、本規約の内容に従ってフリートライアルの提供を行い、申込者は本規約に沿って利用するものとします。

第4条(本規約の変更)

  1. 当社は、申込者の事前の承諾を得ることなく、本規約を随時変更できるものとします。本規約が変更された後のサービスの提供条件は、変更後の新規約に従うものとします。
  1. 申込者が変更後の規約に同意できないときは、第31条の規定にかかわらず、前項の予告期間中に当社に通知することによって、利用契約を解除することができます。

第5条(フリートライアル申込み)

  1. 申込者は、本規約の内容を承諾の上、当社が指定するWEBフォームにより、フリートライアル利用のための申込みを行うものとし、当社が所定の手続によって申込みを承諾したときに成立します。
  1. 次の場合には、フリートライアルの申込みを承諾しない、あるいは承諾を留保することがあります。
    1. 申し込みをした申込者が実在しない場合、あるいは法人では無い場合
    2. 同一申込者からの2回目以降の申込みの場合
    3. 過去にフリートライアルを行った申込者と同一部署、同一の管理者や評価者が関係する申し込みの場合
    4. 利用申込に虚偽の記載または記入漏れがある場合
    5. 申込者ならびに所属する団体が競合するサービスの提供を行っている、あるいは将来的に競合するサービスの提供を計画・検討している場合
    6. 利用目的が、サービスや製品の調査のみを目的としている場合
    7. フリートライアル後にデジタルヒューマンサービスの導入検討を一切行わないなど、評価目的と異なるものであると疑われる場合
    8. 申し込みをした申込者またはその代表者役員において、反社会的勢力(暴力団暴力団員等をいう。)に該当するときまたはそのおそれがあるとき
    9. その他当社が不適当と判断する相当の理由がある場合
  1. 前項に従い、当社が利用契約の申込みを承諾せず、あるいは承諾を留保する場合は、その旨を申し込みした申込者に通知します。ただし、当社は、承諾をしなかったことあるいは承諾を留保したことによる説明責任は負いません。

第6条(登録情報の変更)

  1. 申込者は、フリートライアル中にその商号若しくは名称、本店所在地もしくは住所、連絡先その他申込者に関する情報に変更が生じることとなったときは、速やかに当社所定の手続きにより当社に通知するものとします。
  1. 前項の通知を怠ったことに起因する当社からの通知の不到達その他申込者または第三者の損害に関しては責任を負いません。

第7条(利用契約の期間)

  1. フリートライアルの提供開始日(利用開始の申込みに対して当社が承諾し、環境を提供した日または当社と申込者との間で合意した日をいいます。)から2週間とします。
  1. 期間の延長、一時中断は原則受け付けておりません。

第3章 フリートライアル

第8条(フリートライアル提供の前提)

当社は、当社指定の条件下で、申込者が管理するソフトウェアプログラムから電気通信回線を経由して当社の指定サーバに接続することにより、申込者がフリートライアルを利用することのできる環境を提供します。ただし、申込者が管理するソフトウェアプログラムおよび当該ソフトウェアプログラムとフリートライアルとの接続に関しては何ら責任を負いません。

第9条(第三者サービスの契約、規約等)

  1. フリートライアルは特定の機能を有効にするために必要に応じて第三者のサービスを使用しており、申込者は当該第三者のサービスを利用するために必要な契約の締結や規約等が適用されることに同意するものとします。
  1. 前項の契約および規約等には以下のものが含まれますが、これに限りません。
  1. 申込者より指定があった場合は、下記リンク先に無い第三者サービスを接続する場合があります。
    1. 音声認識/音声合成 利用できる言語と音声認識・音声合成
    2. 会話AI 接続実績のある日本語対応 会話AI・チャットボット

第10条(利用制限)

  1. フリートライアルは、申込者がデジタルヒューマンサービスの導入を検討するにあたり、使用感や動作の評価にのみ使用するものとします。
  1. 許可無く第三者に公開、提供することや、展示会、イベントを含む商用目的利用は禁止します。
  1. 申込者によるフリートライアルの利用は当社指定の方法で接続することにより行われるものとしフリートライアルを構成するソフトウェア自体のダウンロードや、コピーする等の方法によりフリートライアルを構成するソフトウェアを入手することはできません。
  1. 申込者は、管理者および評価者に対し、本規約に定める条件(第4章申込者の義務)を周知し、これに従わせるものとします。

第11条(フリートライアルの変更)

当社は、フリートライアルの機能追加、改善を目的として、当社の裁量によりフリートライアルの一部の追加・変更を行うことがあります。当該追加・変更によって、変更前のフリートライアルのすべての機能・性能が維持されることを保証するものではありません。

第12条(サービスレベル)

フリートライアルは稼働率などのサービスレベルを保証するものではありません。

第13条(委託)

当社はフリートライアルの提供に関する業務の全部もしくは一部を申込者の承諾なしに、第三者に委託することができます。ただし、その場合、当社は責任をもって委託先を管理するものとします。

第14条(フリートライアルの休止)

  1. 当社は、定時にまたは必要に応じて、保守作業のために、フリートライアルを通知無く一時的に休止することができるものとします。
  1. 第1項に定めるほか、当社は、第三者による妨害行為等によりフリートライアルの継続が申込者に重大な支障を与えるおそれがあると判断される場合、フリートライアル提供のために当社が利用する第三者のサービス提供が停止または中断された場合、その他やむを得ない事由がある場合にも、フリートライアルを一時的に休止することができるものとします。
  1. 当社は、本条に基づいてなされたフリートライアルの休止によって申込者に生じた不利益、損害について責任を負いません。

第15条(フリートライアルの廃止)

当社は、フリートライアルの一部または全部を何時でも廃止できる権利を有し、廃止の結果について何ら責任を負いません。

第4章申込者の義務

第16条(認証情報)

  1. 当社は、指定の方法で利用申請を行った申込者について、本サービスの利用可否を判断し、利用を承認した場合、当該申込者を認め、本サービスの利用に必要なログインID・パスワード・APIキーなどの認証情報および関連情報を発行します。
  1. 申込者ならびに管理者は、認証情報を自らの管理下で不正使用されないよう管理するものとします。
  1. 当社は、不正利用によって申込者に生じた損害について責任を負いません。また、認証後に行われた本サービスの利用行為はすべて申込者に帰属するとみなします。

第17条(管理者)

申込者は、管理者を定め、管理者によるフリートライアルの利用について責任を持ち、責任の及ぶ範囲において不正利用等が発生しないようにします。

第18条(不正アクセス等)

  1. 申込者は、フリートライアル利用に関して、不正アクセスや不正使用を防止するためのあらゆる合理的な措置を講じるものとします。
  1. 申込者は、フリートライアル利用に際して不正アクセスや不正使用があった場合は、遅滞なく当社へ通知するものとします。

第19条(電気通信回線)

申込者がフリートライアルに接続する電気通信回線は、申込者自身の責任と費用負担において確保、維持されるものとし、当社は一切の責任を負いません。

第20条(データ管理)

  1. 申込者は、フリートライアルの利用に関連して入力、提供または伝送するデータ等について、必要な情報は自己の責任で保全しておくものとします。
  1. 当社は、申込者が利用する情報に関して、フリートライアルを提供する設備等の故障等により滅失した場合に、その情報を復元する目的でこれを別に記録して一定期間保管しますが、保存・復元の義務を負うものではありません。

第21条(禁止行為)

  1. 申込者は、フリートライアルを利用するにあたり、以下の行為を行わず、評価者にも行わせないものとします。
    1. 法令に違反する行為、またはそのおそれがある行為
    2. 公序良俗に反する行為
    3. 他の申込者の利用を妨害する行為またはそのおそれがある行為
    4. サービスを構成するハードウェアまたはソフトウェアへの不正アクセス行為、クラッキング行為その他設備等に支障を与える等の行為
    5. セキュリティを迂回する行為
    6. 運営、提供を妨害する行為またはそのおそれがある行為
    7. サービスを構成するソフトウェアの解析、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、その他ソースコードを入手しようとする行為
    8. 許可なくプラットフォーム・サービスへの侵入テストまたは負荷テスト等の行為
    9. 申込者以外のログインID、APIキー等の認証情報を使用する行為またはその入手を試みる行為
    10. 自己もしくは他の申込者のID、環境を等を第三者に利用させる、または貸与、譲渡、名義変更、売買等をする行為
    11. 当社または他の申込者、評価者またはその他の第三者に不利益、損害、不快感を与える行為
    12. 許可無く第三者に有償無償をとわず公開、提供することや、展示会、イベントを含む商用目的に利用する行為
    13. 当社が事前に許諾しない撮影や撮影したものの二次利用、宣伝、広告、勧誘、または営業行為
    14. フリートライアルの他の申込者の情報の収集
    15. 他の申込者のデータを閲覧、変更、改竄する行為またはそのおそれがある行為
    16. 当社または第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利または利益を侵害する行為
    17. 評価者に出力を提供する目的で、一時的ではなく、プラットフォーム出力の一括ダウンロードまたはバッチダウンロードを保存または許可する行為
    18. フリートライアルを利用して、実質的にサービスと同様、類似、派生した製品またはサービスを作成する行為
    19. 前各号に準ずる行為
    20. 前各号の行為を直接または間接に惹起し、または容易にする行為
    21. その他、当社が不適切と判断する行為
  1. 申込者は、フリートライアルを利用するにあたり、以下のような不適切な表現と組み合わせてフリートライアルを使用しないものとし、不適切な表現であるかどうかは当社が決定することができるものとします。
    1. 暴力的または残虐、残酷、悪意がある、差別的な表現を含む情報
    2. コンピューターウイルスその他の有害なコンピュータープログラムを含む情報
    3. 当社、当サービスの他の申込者、評価者またはその他の第三者の名誉または信用を毀損する表現を含む情報
    4. 誤解を招くまたは不正確な表現
    5. わいせつな表現を含む情報
    6. 差別を助長する表現を含む情報
    7. 自殺、自傷行為を助長する表現を含む情報
    8. 薬物の不適切な利用を助長する表現を含む情報
    9. 反社会的な表現を含む情報
    10. チェーンメール等の第三者への情報の拡散を求める情報
    11. 他人に不快感を与える表現を含む情報
    12. 面識のない異性との出会いを目的とした情報

第22条(自己責任の原則)

  1. 申込者は、フリートライアルの利用およびフリートライアル内における一切の行為(情報の登録、閲覧、削除、送信等)およびその結果について、一切の責任を負います。
  1. 申込者は、フリートライアルの利用に伴い、本規約上、法令上必要とされるすべての同意を評価者から取得、維持するものとします。
  1. 申込者は、フリートライアルの利用に伴い、自己の責めに帰すべき事由で評価者または第三者に対して損害を与えた場合、もしくは評価者または第三者からクレーム等がなされた場合、自己の責任と費用をもって処理、解決するものとします。また、評価者または第三者が当社に対して損害賠償の請求やクレーム等を行った場合、申込者の費用と責任において解決するものとし、当社に一切迷惑をかけないことを約束するものとします。
  1. 申込者は、申込者または評価者がその故意または重過失により第21条の定めに違反して当社に損害を与えた場合、当社に対して、当該損害の賠償を行うものとします。なお、申込者は故意または過失により第21条以外の本規約の定めに違反しても当社に対して、一切の損害賠償責任を負わないものとします。

第5章 当社による情報の管理・利用

第23条(当社による情報の管理・利用)

  1. 当社は、フリートライアルの改良、サービスの維持管理、請求等の目的のため、申込者および評価者のフリートライアルの利用状況、プラットフォーム・画面・項目の利用頻度等のデータ等を当該目的に必要な限度でこれらの情報を蓄積、解析し使用します。
  1. デジタルヒューマン・プラットフォーム(アニメーションエンジンならびに第9条に掲載している第三者のサービスを含む)は、サービスを提供するために必要な限りで使用します。処理が完了した後はローカストレージ等に保存せず、メモリ上に展開されたデーターも速やかにデータを削除し、当社もパートナーも保存することはありません。
  1. デジタルヒューマン・プラットフォームとの接続層(オーケストレーション)ならびに会話AIのいずれか、または一方のみを当社が提供する場合において、申込者はログデータ等の利用、二次加工活用を行うことに同意します。
  1. 当社は、利用データに関し善良な管理者による注意をもって機密保持とその管理に努めるものとします。
  1. 申込者は、当社が、裁判所、その他の法的な権限のある官公庁の命令等によりフリートライアルに関する情報の開示ないし提出を求められた場合は、かかる命令等に従って情報の開示ないし提出をすることがあることを承諾し、かかる開示ないし提出に対して異議を述べないものとします。
  1. 前項の定めにかかわらず、申込者は、当社が次の各号に定める者に対して利用データを第1項、第2項、第4項の目的に必要な範囲において開示または使用させることにつき同意します。
    1. 名称: UneeQ Limited 所在地: 13366 17B Farnham Street, Parnell, Auckland, 1052, New Zealand
    2. 名称: UneeQ Australia Pty Ltd 所在地: 222 Exhibition Street, Melbourne, Victoria, 3000, Australia
    3. 名称: UneeQ, Inc. 所在地: 10900 Research Blvd, Ste 160C PMB 3075, Austin, TX, 78759, USA

第6章 利用料金

第24条(フリートライアルの利用料金、算定方法等)

フリートライアルの利用料金は無料です。ただし、申込者の要望により有料のサードパーティ製品を含む一括提供をご希望の場合、または特定機能の開発にかかる工賃が生じる場合には、本規約とは別に必要な契約を締結させていただきます。

第25条(料金が発生した場合の支払方法)

  1. 申込者は、利用契約が成立した日から利用契約の終了日までの期間において、双方合意のもとで料金が発生した場合、およびこれにかかる消費税等(以下「料金等」という。)を支払うものとします。
  1. 利用契約の契約期間において、フリートライアルの提供の休止、中止その他の事由によりフリートライアルを利用することができない状態が生じたときであっても、料金等が発生した場合は、申込者は料金等を支払う義務を負います。
  1. 料金等が発生した場合、申込者は当社あるいはパートナーからの請求に従い以下に定める期日までに支払うものとします。申込者は支払いに必要な手続きは速やかに対応し、銀行振込の際の手数料は申込者の負担とします。

第26条(遅延損害金)

申込者が、料金等を所定の支払期日が過ぎてもなお支払われない場合、申込者は、所定の支払期日の翌日から支払日の前日までの日数に、年14.6%の利率で計算した金額を遅延損害金として、支払うものとします。

第7章 知的財産

第27条(知的財産権)

フリートライアルを構成する有形・無形の構成物(ソフトウェアプログラム、データベース、アイコン、画像、文章、マニュアル等の関連ドキュメント等を含む。)に関する著作権を含む一切の知的財産権(著作権、商標権、特許権、意匠権など)と、デジタルヒューマンの肖像権は当社または当社に許諾した第三者に帰属します。ただし、申込者によって当社に提供された構成物がある場合、当該構成物の知的財産権は当社に帰属しません。

第28条(侵害の場合の責任)

フリートライアルの利用に関して、第三者から申込者に対して知的財産にかかるクレーム、その他の請求が発生した場合、申込者はただちに当社に書面で通知するものとし、当社はその責任と負担においてかかるクレーム等を処理するものとします。ただし、かかるクレーム等の発生が申込者自身の責めに帰すべき事由に基づく場合および申込者が当社にクレーム等の発生を速やかに通知しない等の事由により当社が適切な防御を行う機会を逸することになった場合は、この限りではありません。

第8章 保証、免責および損害賠償

第29条(保証の制限)

  1. 当社は、フリートライアルを現状のまま提供するものとし、フリートライアルが申込者の特定の目的に適合すること、期待する機能・商品的価値・正確性・有用性を有すること、申込者によるフリートライアルの利用が申込者に適用のある法令または業界団体の内部規約等に適合すること、および不具合が生じないことについて、何ら保証するものではありません。
  1. フリートライアルは、第三者の外部サービスと連携、あるいは第三者サービス同士の組み合わせを利用することがありますが、連携や動作、機能互換を保証するものではありません。それぞれのサービスが持つ全ての機能が利用できるわけではなく、特に、合成音声、チャットボット、対話型AI、NLP、画像認識の各サービスはそれぞれ独立したサービスであり、フリートライアルが第三者の外部サービスと連携している場合において、フリートライアルの利用に関して外部サービスと連携できなかった場合、動作しなかった場合でも、当社は、これによって申込者に生じた損害等について、一切責任を負いません。申込者は外部サービス利用規約を自己の費用と責任で遵守するものとし、申込者が外部サービス事業者からクレームを受けまたは外部サービス事業者との間で紛争が生じた場合には、当社は、当該クレームや紛争等について、一切責任を負いません。
  1. 申込者は、フリートライアルと連携する外部サービスの利用規約または運用方針の変更等に伴い、フリートライアルの一部または全部の利用が制限される可能性があることを予め了承するものとし、当社はこれにより生じた損害について一切の責任を負いません。

第30条(免責および損害賠償の制限)

  1. 当社は、本規約の各条項に規定された限度においてのみ、フリートライアルについての責任を負うものとします。当社は、本規約の各条項において保証しないとされている事項、責任を負わないとされている事項、申込者の責任とされている事項については、一切の責任を負いません。
  1. 当社が責任を負う場合であっても、申込者の事業機会の損失、逸失利益、データ滅失・損壊によって生じた損害については、契約責任、不法行為責任その他請求の原因を問わず、いかなる賠償責任も負いません。

第9章 利用契約の解除

第31条(申込者が行う解除)

申込者は、第7条第1項に定める期間内でも、当社の指定する方法によりその旨を当社に通知し利用契約を解除することができます。

第32条(当社が行う解除)

  1. 当社は、申込者が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合、申込者への催告を要することなく利用契約の全部もしくは一部を解除することができるものとします。
    1. 当社の事業に支障を与える行為を行った場合
    2. 重要な財産に対する差押、仮差押、仮処分、租税滞納処分、その他公権力の処分を受け、または破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始もしくは特別清算開始の申立てが行われた場合
    3. 解散もしくは事業の全部を譲渡し、またはその決議がなされた場合
    4. 自ら振り出しもしくは引き受けた手形または小切手が不渡りとなる等支払停止状態に至った場合
    5. 監督官庁から営業停止、または営業免許もしくは営業登録の取消しの処分を受けた場合
    6. 第5条第2項各号に掲げる事由のーつがある場合
  1. 当社は、申込者が利用契約等に違反し、または申込者の責めに帰すべき事由によってフリートライアルの提供を継続し難い事由が発生し(以下「違反等」という。)、当該違反等について、口頭、書面による催告をしたにもかかわらず24時間以内にこれを是正しないときは、申込者によるフリートライアルの利用を一時的に停止しフリートライアルを利用しないための物理的な措置を講じることや、利用契約の全部もしくは一部を解除することができるものとします。

第33条(契約終了後の処理)

  1. 申込者は、理由の如何を問わず利用契約が終了した場合、ただちにフリートライアルの利用を終了します。
  1. 終了後は、ログインIDやURL等が有効な場合でもフリートライアルを利用することはできません。
  1. 当社は、利用契約が終了した場合、フリートライアルに格納されたデータを消去することができるものとし、データを消去したことによって申込者に生じた損害を賠償する義務を負わないものとします。
  1. 申込者は利用契約が終了したのちに、当社が指定するオンラインアンケートへ回答します。

第10章 雑則

第34条(情報の管理)

  1. 当社は、フリートライアル申込時に入力されるデータに個人情報が含まれていた場合、当社が別に定めるプライバシーポリシーにより取り扱います。
  1. フリートライアルにあたり申込者が、機密保持契約やプラットフォームのセキュリティアセスメントを希望する場合は、合理的判断によって対応を行います。ただし、対応を約束する物ではありません。
  1. 本条の規定は、利用契約が終了した後も有効に存続するものとします。

第35条(通知)

フリートライアルに関する通知その他本規約に定める当社から申込者に対する通知は、電子メールまたは書面による通知、もしくは当社のホームページに掲載する方法、その他当社が適切と判断する方法によって行うものとします。通知は、当社からの発信によってその効力が生ずるものとします。

第36条(権利義務譲渡の禁止)

申込者は、利用契約の契約上の地位を第三者に承継させ、または利用契約に基づく権利義務の全部または一部を第三者に譲渡し、承継させ、または担保に供してはならないものとします。

第37条(反社会的勢力の排除)

  1. 当社および申込者は、相手方が反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋など、社会運動等標ぼうゴ口または特殊知能暴力集団など、その他これらに準ずる者をいう。以下同じ。)に該当し、または、反社会的勢力と以下の各号の1つでも該当する関係を有することが判明したとき、何らの催告を要せず、本契約を解除することができものとします。
  1. 反社会的勢力などが経営を支配していると認められるとき
  1. 反社会的勢力などが経営に実質的に関与していると認められるとき
  1. 自ら、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に反社会的勢力などを利用したと認められるとき
  1. 反社会的勢力などに対して資金などを提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められるとき
  1. その他役員などまたは経営に実質的に関与している者が、反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有しているとき
  1. 当社および申込者は、自らが第1項に該当しないことを確約し、将来も同項に該当しないことを確約するものとします。
  1. 当社および申込者は、自らが前項に該当することが利用契約締結後に判明したとき、ただちに利用契約を解除し、または契約解除のための措置をとらなければならないものとします。
  1. 当社および申込者は、自らが、反社会的勢力から不当要求または業務妨害などの不当介入を受けたとき、これを拒否し、不当介入があった時点で、すみやかに不当介入の事実を相手方に報告し、相手方の捜査機関への通報および報告に必要な協力を行うものとします。
  1. 当社または申込者が本条第3項および第4項の規定のいずれかに違反した場合、相手方は何らの催告を要さずに、本契約を解除することができるものとします。
  1. 当社または申込者が本条各項の規定により本契約を解除したとき、相手方に損害が生じても何らこれを賠償ないし補償することは要せず、また、かかる解除により自らに損害が生じたときは、相手方はその損害を賠償するものとします。

第38条(存続条項)

本規約第8条(フリートライアル提供の前提)、第22条(自己責任の原則)、第23条第5項、第25条(利用料金の支払方法)、第26条(遅延損害金)、第27条(知的財産権)、第28条(侵害の場合の責任)、第30条(免責および損害賠償の制限)、第34条(個人情報の管理)、第36条(権利義務譲渡の禁止)、本条(存続条項)および第41条(準拠法および裁判管轄)の規定は、利用契約の終了後もなお有効に存続するものとします。

第39条(不可抗力)

当社は、天災、法令・規則の制定・改廃、その他の不可抗力によってフリートライアルの履行が妨げられた場合には、利用契約その他の一切の規定にかかわらず、かかる不可抗力によって申込者に生じた損害について一切の責任を負担しません。

第40条(協議)

本規約の解釈について両当事者間に異議、疑義が生じた場合、または本規約に定めのない事項が生じた場合、誠実に協議し、円満にその解決を図るものとします。

第41条(準拠法および裁判管轄)

利用契約に関する事項については、日本法を準拠法とし、大阪地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

 

改訂履歴 2020年07月01日 制定 2024年03月01日 改正

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最終更新日 October 1, 2024