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リモートインストールサポート

ミニプレム(MiniPrem)のインストール作業は、お客様にご準備いただいたリモート接続を通じて、デジタルヒューマン株式会社(以下「弊社」)のエンジニアが実施します。 機材のお預かりやオンサイトでの作業は承っておりません。インストールが完了できなかった場合は、別日程での再調整となる場合があります。

概要

本ページは、MiniPrem を弊社エンジニアがリモートで初期インストールする際に必要となる前提条件・接続手順・お客様にご準備いただく事項をまとめたものです。リモートインストールの実施日までにお客様側で準備していただく内容を一覧化しています。

対象読者は、MiniPrem の導入を検討中・実施予定のお客様、ならびに導入対象機の管理を担う情報システム部門・ネットワーク管理者の方を想定しています。インストール対象機のハードウェア・OS 要件は 前提条件、ネットワーク許可リストやファイアウォール設定は ネットワーク要件 に分けて記載しています。本ページではリモート接続に関する範囲のみを扱います。

サポート方針

インストール作業の実施形態

MiniPrem のインストール作業は、以下の形態でのみ提供しています。

  • お客様にご準備いただいたリモート接続(SSH / VPN 等)を経由して、弊社エンジニアがインストール対象機に接続し、ターミナル操作で作業を実施します。

  • 機材(インストール対象のワークステーション・サーバー)の弊社事業所への送付・お預かりは承っておりません。

  • お客様拠点でのオンサイト作業は承っておりません。

作業完了できない場合の取り扱い

事前準備の不足、ハードウェア要件の未充足、ネットワーク開放の不備、ドライバー不具合などによりインストール作業が完了できなかった場合、弊社の判断で作業を中止し、別日程でインストール作業を再調整することがあります。

サポート対象範囲の再確認

弊社がインストール作業とサポートを提供する対象は、デフォルト(Default Install)の Renny のみです。フルインストール(Full Install)を選択する場合、Renny 以外のサービス(TTS(音声合成)、STT(音声認識)、vLLM、Flowise、Grafana、Prometheus、Redis 等)は、お客様の責任においてご利用ください。

また、同一ホストに Web サーバーや LLM など他のアプリケーションを同居させる場合は、お客様の自己責任での運用となります。同居アプリケーションの影響により MiniPrem を再インストールする必要が生じた場合、所定の作業工賃が発生いたします。

リモート接続の選択肢

弊社エンジニアが作業を行うためのリモート接続経路として、以下のいずれかをお客様にてご準備ください。

推奨: ngrok TCP + SSH 経由

インストール対象機の閉域ネットワーク内に SSH サーバーを起動し、ngrok のリモートアドレス機能でインターネット側からアクセスできるトンネルを一時的に張る方式です。お客様側で固定 IP を準備できない場合や、社内 VPN を弊社へ貸与できない場合に有効です。後述の 接続手順(ngrok TCP + SSH 経由) に従ってご準備ください。

代替: リモートデスクトップ製品(TeamViewer / AnyDesk 等)

TeamViewer や AnyDesk などのリモートアクセス製品で弊社エンジニアがお客様の対象機に接続し、ターミナルでインストールを実施することも可能です。製品ライセンス・アカウント等はお客様にてご準備のうえ、作業日までに弊社へご提供ください。

代替: お客様 VPN の貸与

お客様の社内 VPN アカウントを一時的に弊社エンジニアへ貸与いただき、VPN 接続後に SSH でインストール対象機へアクセスする方式です。社内ポリシー上 VPN 経由が必須となるお客様向けの選択肢です。

お客様にご準備いただく事項

リモートインストールの前提として、以下をすべてご準備のうえ、作業日までに弊社へご連絡ください。

インストール対象機の事前準備

  • Ubuntu 24.04 LTS(クリーンインストール推奨)

  • ハードウェア・OS 要件は 前提条件 を参照

  • ネットワーク許可リスト・ファイアウォール設定は ネットワーク要件 を参照

  • root ユーザーのパスワード設定、または root 権限を持つ作業用一般ユーザーのパスワード設定

SSH 接続情報

項目
内容

ユーザー名

root ユーザー名、または root 権限を持つ一般ユーザー名

認証方式

パスワード認証 または SSH 公開鍵認証

SSH 公開鍵の受け渡し方法

弊社からお渡しする公開鍵を ~/.ssh/authorized_keys へ追記、もしくは弊社の指定窓口で受け渡し

ホスト名 / IP アドレス

固定 IP の場合は事前にご連絡。動的 IP(一般家庭・小規模オフィス)は ngrok TCP 経由を推奨

ポート

22(変更している場合はその番号)

SSH 公開鍵の受け渡しは、弊社の サポート窓口 にて、安全な経路でお渡しします。 公開鍵は作業終了後にお客様側で ~/.ssh/authorized_keys から削除してください。

固定 IP / 動的 IP への対応

  • 固定 IP(データセンター・社内サーバー室など): 弊社の接続元 IP アドレスをお客様ファイアウォールで許可いただくことで、SSH 直接接続が可能です。弊社の接続元 IP は作業前にお伝えします。

  • 動的 IP(家庭・小規模オフィス・モバイル回線など): 接続元 IP の固定が難しい場合は、ngrok TCP トンネルを使用してインターネット側に一時的な接続口を作成する方式を推奨します。詳細は次節を参照してください。

許可していただくポート

通信種別
用途
プロトコル
ポート

SSH

弊社エンジニアからの接続

TCP

22(または変更後)

HTTPS(アウトバウンド)

Docker イメージ取得・ライセンス認証・各種 API

TCP

443

ngrok(アウトバウンド)

ngrok TCP トンネル(採用する場合)

TCP

443(HTTPS)

その他のネットワーク要件(WebRTC・TURN/STUN・配信用 UDP ポート範囲など、サービス稼働に必要な許可リスト)は ネットワーク要件 を参照してください。

接続手順(ngrok TCP + SSH 経由)

ngrok TCP トンネルを使用する場合、お客様にて以下の手順でご準備いただきます。手順中で必要となる ngrok authtoken・割り当てポート番号は、弊社からお客様へ別途お知らせします。

1. パッケージの更新

2. OpenSSH サーバーのインストール

3. OpenSSH サービスの起動

4. ファイアウォール(UFW)の SSH 許可

UFW が有効な場合、SSH ポートを許可します。

5. ngrok のインストール

apt または snap のいずれかでインストールします。

6. ngrok authtoken の設定

弊社からお伝えする authtoken を設定します。

7. ngrok TCP トンネルの起動

弊社からお伝えするポート番号を指定して、SSH ポート(22)をインターネット側へ公開します。

正常に起動すると、ngrok のステータス画面がターミナルに表示されます。表示されたら、以下を弊社のエキスパートへお知らせください。

  1. ngrok の起動が完了した旨

  2. インストール対象機の Ubuntu のユーザー名・パスワード(または SSH 公開鍵を受け渡し済みである旨)

インストール作業終了後のクリーンアップ

インストール作業終了後、リモート接続経路はお客様にて速やかに無効化または削除してください。セキュリティポリシー上、必須の運用となります。

1. ngrok セッションの終了

ngrok を起動したターミナルをアクティブにし、Ctrl + C を押してトンネルを終了します。

2. ngrok の自動起動を無効化

サービス化していた場合は無効化します。authtoken も削除します。

3. OpenSSH サーバーの停止

SSH を恒常運用しない場合は、停止・自動起動の無効化を行います。

4. ファイアウォール(UFW)の SSH ポート閉鎖

SSH アクセスが不要であれば、UFW でポートを閉鎖します。

5. アカウント情報の更新

  • 弊社へ共有した root アカウント・作業用一般ユーザーのパスワードを変更してください。

  • 弊社の SSH 公開鍵を ~/.ssh/authorized_keys に追記いただいた場合は、該当行を削除してください。

6. Secure Boot の再有効化(該当する場合)

NVIDIA ドライバーインストールのため Secure Boot を無効化した場合は、お客様の運用ポリシーに従い、再有効化の可否をご検討ください(モジュール署名を行った場合は再有効化不要です)。

サポート対象範囲の再確認

作業終了後の運用フェーズにおいても、弊社のサポート対象範囲は変わりません。

  • サポート対象: デフォルト(Default Install)の Renny

  • サポート対象外:

    • フルインストール(Full Install)に含まれる Renny 以外のサービス(TTS(音声合成)、STT(音声認識)、vLLM、Flowise、Grafana、Prometheus、Redis、ログストリーマー等)

    • お客様が同一ホストへ独自に同居させた Web サーバー・LLM・各種ミドルウェア

    • 前提条件を満たすための環境構築作業、ドライバー不具合への対応作業

不明点がある場合は、作業の依頼前に サポート窓口 までお問い合わせください。

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