For the complete documentation index, see llms.txt. This page is also available as Markdown.

はじめに

ミニプレム(MiniPrem)を始める

クイックスタート: 本ガイドでは、30 分以内に MiniPrem をインストールおよび設定する手順をご案内します。

インストール作業の進め方: MiniPrem のインストール作業はお客様にご準備いただいたリモート接続(SSH / ngrok / TeamViewer 等)を通じて実施いたします。機材のお預かりやオンサイトでの作業は承っておりません。リモート接続の準備手順は リモートインストール支援 をご覧ください。 インストールが完了できなかった場合は、別日程での再実施となる可能性があります。

目次

OS 要件

前提条件

開始する前に、以下を準備してください。詳細な推奨スペック・パッケージ一覧・事前チェックスクリプト等は 詳細な前提条件 をご参照ください。

ハードウェア要件

公式の最低要件は以下のとおりです。

  • 8GB 以上の VRAM を備えた NVIDIA GPU(16GB 以上を推奨)

  • 16GB 以上の RAM

  • 128GB 以上の空きディスク容量

デジタルヒューマン推奨スペック(日本エンタープライズ運用実績ベース): 上記の要件で本番運用するとフレームレート不足やコマ落ちが発生しやすいため、デジタルヒューマン株式会社では以下の構成を推奨します。

  • CPU: ハイエンド Intel 第 14 世代 / AMD Zen 5 以降、コア数 8 以上

  • RAM: 32GB 以上

  • ストレージ: NVMe SSD 256GB 以上(PCIe 4.0 以上)

  • GPU: GeForce RTX 4080 以上 / RTX Ada Generation(6000 Ada 等)、GPU メモリ 16GB 以上 詳細は 詳細な前提条件(デジタルヒューマン推奨) をご覧ください。

ディスク所要量について: インストーラーは必要な Docker イメージを自動ダウンロードします。初期 pull のサイズは合計約 40GB に達するため、回線速度・ストレージ容量を事前にご確認ください。

ソフトウェア要件

事前に Ubuntu 上へ導入が必要な apt パッケージ(curlwgetgitbuild-essentialjqsocatsmartmontools 等の 14 パッケージ)の一括インストールコマンドは 詳細な前提条件(デジタルヒューマン推奨) にまとめています。

ネットワーク要件

MiniPrem はライセンス認証・シグナリング・TTS(音声合成)・WebRTC 通信のため、外部ネットワークへの安定したアウトバウンド接続を必要とします。

情シスへの申請に必要な FQDN・ポート一覧: 日本のエンタープライズ環境ではアウトバウンド通信が厳しく制限されている場合があります。ファイアウォール例外申請を事前に行うため、ネットワーク要件 ページの早見表をご活用ください。

表示端末

デジタルヒューマンを表示する端末は、MiniPrem がインストールされたホストと同一である必要はありません。表示端末側では Google Chrome 124 以降が必要です。

インストール

1. インストーラーの入手

デジタルヒューマン株式会社が提供する日本向け配布版(デジタルヒューマン配布版)と、UneeQ 公式の GitHub 版の 2 種類があります。

デジタルヒューマン配布版は日本国内のお客様向けにデジタルヒューマン株式会社が提供する経路です。ダウンロード URL や認証情報についてはサポート窓口までお問い合わせください。

2. インストールスクリプトの実行

デジタルヒューマン配布版の場合は次のコマンドで起動します。

インストーラーは、デフォルト(Default Install)(Renny と内部音声処理)または フルインストール(Full Install)(Renny、Flowise、vLLM、Grafana、Prometheus、RIME など、すべてのサービス)のいずれかを選択するよう案内します。 インストーラーはいつでも再実行でき、デフォルト(Default Install)からフルインストール(Full Install)へのアップグレードや選択内容の変更が可能です。

3. 設定値

インストール時に以下の情報が必要になります。

設定項目
説明

Digital Human Open Platform Address

シグナリングサービスのアドレス

api.enterprise.uneeq.io

Digital Human Open Platform API Key

デジタルヒューマン プラットフォーム用の API キー

your_uneeq_api_key_here

Tenant ID

テナント識別子

your_tenant_id_here

Azure Region

音声サービス用の Azure リージョン

your_azure_region

Azure Speech Key

Azure 音声サービスの API キー

your_azure_speech_key_here

Renny Image

Renny デジタルヒューマン用の Docker イメージ

facemeproduction/renny:latest

RIME API Key

RIME TTS(音声合成)用の API キー

your_rime_api_key

Huggingface Token

Huggingface アクセス用のトークン

your_huggingface_token

UneeQ Harbor Token

イメージレジストリアクセス用のトークン

your_personal_access_token

RIME を選択する場合の追加要件: TTS(音声合成)プロバイダーに RIME を選択する場合、API キーに加えて quay.io のパスワード が必要になります。事前にご準備ください。

4. インストールの確認

インストール完了後、すべてのサービスが稼働しているか確認します。

すべてのコンテナが稼働中で健全な状態であることを確認できます。

プラットフォームの管理

サービスの起動

サービスの停止

ログの確認

特定のサービスのログを表示することもできます。

サービスの再起動

動作検証チェックリスト

インストール完了後、実行中のセッション内でデジタルヒューマンに対して発話指示を送信し、以下の各機能が正常に動作するかを確認してください。

上記すべての項目にチェックが入った時点で、MiniPrem の正常なインストール完了とみなすことができます。いずれかが不調の場合は 問題診断ガイド をご確認のうえ、サポート窓口までご連絡ください。

リモート接続によるインストール作業

デジタルヒューマン株式会社のエンジニアがリモート経由でインストールを支援する場合は、SSH + ngrok 等の経路をお客様側でご準備いただきます。手順・作業後の閉じ込み(root パスワード・SSH・開放ポートの無効化)の詳細は リモートインストール支援 を参照してください。

次のステップ

MiniPrem プラットフォームが起動したら、次の手順に進んでください。

  1. Flowise の設定 — 会話フローのセットアップ

  2. パフォーマンスのモニタリング — Grafana ダッシュボードの活用

  3. Renny のカスタマイズ — 用途に合わせた Renny(レンダラー、開発コード:Renny)の調整

問題が発生した場合: サポート窓口へ連絡する前に、初心者向けの 問題診断ガイド をご確認ください。

最終更新